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こんにちは僕トラクター(年代物、三菱製 D1850FD )です。
中古でこの家に来て一年、特にこの春は田んぼに畑に大忙しの毎日を送っています。
一昨日はトウモロコシ畑を耕しました。
遠くの方では奥さんがハクビシンとタヌキ避けのトタンフェンスの上に鹿避けのテープを張っています。
ハクビシンやタヌキはフルーツとうもろこしを食い散らかし、シカはせっかく蒔いた種や育ち始めた苗を踏みつけていきます。
非常に困りものなのでしっかりガードをしているそうです。
そして昨日は田んぼの荒起しをしました。
あいにくの曇り空でしたが、晴れた日はここから木曽の山々が一望出来る絶景の棚田なんですよ。
のどかなのは結構なんですが棚田から山が近すぎてところどころ水の抜けが悪くおっかなびっくりの耕耘作業でした。
工場で僕が作られてから35年(推定)周りを見渡しても僕より高齢のトラクターなんて滅多にいません。
正直2時間も運転されれば息を切らしながらオーバーヒート寸前なんですが、この夫婦はすぐに新しいトラクターを買う気がないようです。
そういえば先日、左の前輪が畑のどまんなかで外れた時はさすがに引退を覚悟しましたが、困った主人が農協の修理屋さんを大声で呼んで見事復活を遂げました!(復活させられました)
あと何年動けるかわかりませんがこの夫婦の為に頑張ろうと思います。
あ!そうそう!
ようやくトウモロコシの芽が出てきたようです!
フルーツとうもろこしのトラクター耕耘も暑い季節に入ってきますが息切れしない程度にがんばります!
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