農業に興味を持つ前の農家のイメージと実際に農家になったらそのイメージとは逆だった幾つかの事(私、新規就農の場合)

_
こんにちは、高橋(夫)です。

1月も今日で終わりですが、まだまだ市田柿の出荷をしております。「1月いっぱいの販売!」と言っていた割に2/5日位までは在庫がございますのでコアな市田柿ファンの皆様、ラストスパートです、ご注文をお待ちしております。(コチラからどうぞ)

さて、2月の中頃には出荷が終わりそうですが、その後すぐに設備の片付けや選定。市田柿の作業が終わったら田んぼの整備(もぐらの穴を埋めて漏水対策とか土手の修正とか)、妻は確定申告とやること満載!お正月も殆ど休みなしだったので少しお休みを頂ければよいのですが、きっとあたふたしている間に田植えやフルーツとうもろこしのシーズンに突入するでしょう。

ま、当園の場合わざと年中忙しい作付け〜出荷スケジュールにしています。そういえば農業に興味を持つ前の農家のイメージは「雨の日はお休み」で「冬は農閑期(ヒマ)」と思っていました。

これって全然違いますね。このブログの読者さんには“新規就農を考えている(夢見ている)サラリーマンの方”も沢山いるようですので、私が思った『農業に興味を持つ前の農家のイメージと実際に農家になったらそのイメージとは逆であった』事を今回はお話したいと思います。

(あくまでも私の場合、首都圏から移住してきた新規就農者の主観です)

◆ 晴耕雨読 ◆
晴れの日は畑を耕し、雨の日はお家で読書というとてものどかな四文字熟語です。実際は

「晴れの日は夜明けから日暮れまでフルタイムで畑に出て、雨の日はたまった事務作業や打ち合わせに追われ、トウモロコシ等は雨や台風の中でも収穫をしますし、人を集めていたり機械を借りている際はどんな悪天候でも作業をします。また、土日の感覚がないので意識して休日を儲けなければずーーーっと働いています」

となります。

◆ 冬は農閑期(ヒマなイメージ) ◆
お米や露地野菜の専業農家の方が持たれがちなイメージです。当園はご覧のとおり市田柿という冬が勝負の作物がありますので年がら年中忙しいのですが、果樹農家の冬は剪定作業がありますし、雪深い土地の露地野菜やお米の方でも必ず何かしらお仕事をなさっています。

◆ 農業って米・野菜・果物・畜産だけだと思ってた ◆
スーパーの食料品売場だけを見るとこう思いがちですが、お花専門(ある品種だけを大量に作ります、菊とか、ホオズキとか色々)の方もいらっしゃいますし、野菜の苗だけを専門で作っている方もいます。畜産の副産物となる糞尿にしても堆肥に加工して販売する専門の方もいます。

よく「高橋くんって元ITの人なんでしょ」とコンピューター関連の事を何でもふってくる方がいますが「私はカスタマーサービスだったのでプログラムのこととかなんにもわかりません、ITっていっても幅がひろいので」と同じで、農業もとても幅が広く奥が深い産業です。

◆ 農家=のどか ◆
ま、自然の中での作業なのであってはいますが。専業農家になると結局は個人事業主です、商店街でお店を経営している方と金銭感覚は変わりません、いつも頭の中で金勘定をしています。

資材は一番安いところから仕入れたいし、販売先も一番高値で売り抜けたいと考えます。

同業者と話をしている時でも畑の面積と作型を聞いただけで大体その農家の方の収入が想像できるようになります、自分の場合務めている時よりお金に関してシビアになりました、自己責任で経営しているので当たり前の事ですね。

少々長くなりました。

まだまだあるのですが好評であれば続きを書きたいと思います。
_


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA