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2011年11月19日の出来事 ◇活動開始から6ヶ月と3日目◇
(2012年3月5日執筆)

”前回のワーキングホリデー”で素敵な農作業体験をした私たち。
その後、東京に帰ってから妻と最終的に話し合い
ついに移住先を飯田市へと決定しました!(一歩前進)

さて、ますます飯田市への移住に向かって突き進む事となりましたが、
この段階で決定していることは「秋冬の作物は市田柿を作る」
ということ、逆に言うと「春~夏秋の作物が未決定」なんです。。。
イメージとしては「果樹や水稲ではなく野菜」
そして「収益性の高い作物」といったところです。

あくまでも机上の数値だけのお話ですが”長野県の農業経営指標”
(非常に参考になる資料なので長野県農業に興味のある方はこちらオススメします!)
と飯田市の野菜作物の出荷傾向から「アスパラガスもしくはキュウリ」
とまずは絞り込みました。

その旨をワーキングホリデーの際からいつもお世話になっている
飯田市農業課のMさんに相談したところ
「両作物の農家さんとのお話の場をセッティングするので一度お話を聞いてみてください」
と、ありがたい場を頂きました。
そこで早速今回の飯田市訪問(2回目)となったのです!

キュウリ農家の方はビニールハウス3棟(約1反)を一人で管理していて
5月末の定植から10月末まで長期に収穫をされています(すごい!)
キュウリ収穫後の冬季はホウレンソウを2作収穫するそうです、
無駄がなく一年を通して畑を回転されていますね☆

トマト農家さんは長年水耕栽培を行っている大ベテランの方と
その方に弟子入りして新規就農で数年経過した方々のお話を聞かせていただきました。
それぞれの農業の技術的な考え方、心構え、そして販売の方法など
参考になったのはもちろんですが。今回もっとも勉強になったのは

『農家の数だけ色々な経営の考え方や生活観、家族の考え方がある』ということです。

これって、当たり前の事ですけど、この時期はまだ我々の経験も少なく
少方向的な観点でしか農業・農家というものを見れていなかった気がします。
まさに今回の場で色々なタイプ・多方面のお話を伺えました!
貴重な場をセッティングしてくれた皆さんに感謝です☆

そして夕方は前回のワーキングホリデーでお世話になった
Uさんの柿干場を見学させていただきました。
所業場一面にオレンジ色一色、きれいに吊るされて広がった
”柿のれん”が非常にきれいでした☆

Uさんのお宅では「クリスマス前後に市田柿の出荷作業がピークを迎えるので
ワーキングホリデーのお手伝い募集」との事。
その場で来月のお約束をして本日の視察は終了です。
ますます「飯田市で市田柿をメインにやっていこう」と
ワクワクと決意を固めて帰りの岐路についたのでした。

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“飯田市のキュウリとトマト農家さんのお話を伺ってきました!” への 2 件のフィードバック

  1. nikotoma より:

    こんにちわ
    「畑を無駄なく回す」魅惑の言葉ですよね。。
    昨年1年とまとを頑張ってやってみて思ったのですが…
    1番忙しい時に次の作物の準備をしなくちゃいけなかったり…
    計画を立てていても、雨や台風や気温やなにやらで、ちっともうまくいきませんでした。。
    結果冬野菜を完全に諦めて、土作り!それはそれで結果としては正解だったのですが!やれていれば…と思う事もしばしばです。。
    農閑期の現金収入やモチベーション維持。。
    作物の選定!などなど。今後山谷があると思いますが…お互いに頑張りましょう?(^o^)/

  2. 高橋 より:

    nikotoma 様
    いつもコメントありがとうございます☆
    実は現段階で最終的に夏場の作物選定に悩んでいるところでした~
    まんまおっしゃるとおりキーワードは
    「収入と労働力とローテーションとモチベーション」ですね。
    月末に飯田に引っ越すことになっているので
    「その後早々に決定をしなければ!」といった状況です。
    基盤を「市田柿」これだけは決まっているのですがなかなか難しいですね・・・
    いずれにせよ先輩の励ましのお言葉非常に励みになりますです☆

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